不眠症 解消

不眠症にお悩みの方に!

眠れない、寝つきが浅い、夢を見て飛び起きてしまう。不眠症かなという方は多いでしょう。でも、ただ単に寝付けないというだけで一般薬の睡眠剤や、医師の睡眠薬など飲むのも考え物です。市販睡眠薬も同様です。薬がいい、悪いということではなく不眠症と自分で決めつけて行動しますと、夜間、お手洗いに行くときなど転倒してしまうということもあります。
不眠症は正確には睡眠障害と言います。ですが、一晩二晩眠れないという状態や他の病気で痛くて寝付けないということもあります。後者の方はとりあえず、睡眠薬で寝て休んで、主治医に相談しつつ治療を行っていくといいでしょう。
本格的な不眠症はストレス等で、脳のセロトニン、気分を落ち着かせて寝付きやすくするもの、そしてメラトニンと言う睡眠に関与する神経伝達物質の問題です。あまり苦しい時はとりあえず心療内科等に行ってみましょう。
実を申しますと自分で不眠症だと思っている方は自分で眠れないという暗示をかけてしまっていることが多いです。どうしても、眠らないといけないと思うと、体が緊張してしまいます。私はどうしても眠れないと起きて洋書や難解な哲学書、数学の本など読みます。定石では読まない方がいいのですが、人間はつまらない物を見たり聞いたりしますと眠くなってしまう傾向があります。
お葬式などではお坊さんの誦経で寝てしまう方もいます。母校の教会の礼拝で、前でお話等のお役目をしておりますとコックリコックリなさっておいでの方がたまにおいでです。讃美歌やお経には一定のリズムがあります。それが眠気が出てしまう要因です。実は自分で不眠症という方は会議などで寝ていたりするのです。いつも、こういう状態ですと解雇になってしまいますので、続くようなら受診して生活指導等受けた方がいいケースもあります。
どうしても辛い場合は午後3時までに15分ほど午睡をとってもいいでしょう。究極の考え方は「不眠だけで即死はないよ、ぎりぎりになったら気絶するよ」これは私の主治医の言葉です。確かに嫌でも眠れる日がきます。

 

不眠症解消の糸口は 自己判断で決めつけない

なんだか眠れない、それが続いたら不眠症という感覚はあまり医学的ではありません。市販のメラトニン誘導剤等飲んでもいいのですが、あまり気にしますと今度はそのせいで自律神経がおかしくなってまた辛い状況が続きます。
ここでお断りしておきますと、不眠症ではないという事は、眠れなくてきついということを軽視したものではないということです。例えば歯が痛くて眠れない、これは心療内科に行っても意味がないのです。歯科医に行くべきです。
何か心配事があって眠れないという事は、人間誰しもあることです。後は楽しみすぎて眠れない。彼とのデート、遠足などです。そういう時はそのイベントが終われば、解消することがあります。
でも、本格的な不眠症は、継続しておきます。本格的な精神科領域の問題は持続時間が長く、なおかつ本人が困っていて周囲も迷惑している。社会生活に適応できないということで生きていくのに支障をきたす状態です。精神科領域の病気は、すべてこの判断と言っていいのです。
不眠症かもと思って安易にインターネット等で睡眠薬を入手してしまう方が増えてきました。見事な薬事法違反です。睡眠薬は脳に作用するもので、何でもない方が用法も知らずに飲むと副作用等で大きな問題が起きてしまう事もあります。まずは医師の診察を受け、眠れないことを相談してみましょう。言葉に出すだけでも気持ちが落ち着くことも多いです。

 

酷い時は受診をする

よく心療内科や精神科は特別な病気の人が行く病院と思う方がいます。統計学上、5人にはひとり、通院歴があると言われています。私も主治医は心療内科医です。頭痛や難聴があってストレスで悪化しますので動作法というリハビリのための通院です。心療内科では更年期障害や月経前緊張症候群、今でた頭痛や不眠症も診てくれます。
不眠症の方の中には、実はうつの前兆が出てきている方もいます。ずっと眠れなくて苦しみ、死んでしまいたい、消えてしまいたいと思うときは速やかに、病院探しをなさってください。希死念慮と言う典型的な心の病気の症状です。うつ病に関して言いますと、この希死念慮は、さらに悪化していく前兆か、または、回復期にある状態です。本当に酷い患者さんは、自死を思うこともないのです。人に言える状態は、まだ回復できます。
心療内科そのほかに行く理由は、もうひとつあります。周囲に説明がつきやすいということです。うつ病は甘えではなく、神経伝達物質の影響で投薬、カウンセリング、休養で、不眠症もろとも解決可能だと言うことを言えば、周囲は「元気ないね」「いつものあなたはどうしたの」「使えない」という心無い言葉は言いにくくなります。逆に言うことで偏見に繋がってしまうこともありますが、社労士や人事の人間はこうした事態も考えていくのが仕事なので休職や仕事量の調節等してくれます。もし不眠症の要因が過酷な労働環境の場合、労災がおります。いじめも損害賠償請求が可能なのです。